なぜエンジニアはトレンドの言語を身につけるべき?

プログラミング言語とひと口にいってもさまざまなものがあり、有名なJavaをPHPやC言語などがIT業界で使用されています。エンジニアとしてキャリアを重ねていこうと思った場合には「どのプログラミング言語を身につければいいのか」という問題も出てくるわけです。

これからプログラミング言語を新たに身につけようと思った場合には、できるだけトレンドの言語を学ぶようにしましょう。理由は簡単、現場のニーズが高い言語のほうが幅広く活躍できる機会に恵まれるからです。

いくら高度で優れたプログラミング言語のスキルを身につけていても、その言語がごく限られた分野でした使用されていない場合には活躍の場はどうしても限られてしまいます。一方、比較的シンプルで身につけやすい言語でも、幅広い分野で使用されていれば活躍の場が多くなります。シンプルさで普及しているJavaなどは、典型的な例として挙げられるでしょう。

ただし、注意したいのは分野によってトレンドの言語が異なる点です。例えば、現在市場の拡大が著しいAI開発の分野ではPythonが主流の言語となっています。一方、iPhoneアプリ開発ではSwift、AndroidではKotlinがもっとも「トレンドな言語」です。そのため、ひとつに絞り込むのではなく、いくつかの分野でトレンドとなっている言語をピックアップしたうえで、まず自分が習得できそうなものを選びます。そして、いずれ他の言語の習得も目指すというのが、エンジニアとしてキャリアを積んでいく際にもっとも効率の良いスキルアップの手段となるでしょう。